2度目の緊急事態宣言を考えてみる
2020年08月07日
愛知県独自の緊急事態宣言が出ましたが、今回は営業を続けております。
マスコミ報道による毎日の感染者数をみると、不安は募りますね。
スタジオ営業にあたって、専門家の意見などを今一度熟考し、スタジオとしての考え方をまとめてみました。
<4月の緊急事態宣言(仮に第1波)>
【感染者数】720人/日
上記は第1波で最高日の4/11の人数
【死亡者数】 31人/日
上記は第1波で最高日の5/2の人数
※4月中旬から死亡者が20名近くに増
<8月の緊急事態宣言(仮に第2波)>
【感染者数】1580人/日
上記は第2波で最高日の7/31の人数
【死亡者数】 6人/日
上記は第2波で最高日の7/31の人数
※直近ですので、数週間遅れのタイムラグで死亡者数は増えてくる可能性あり。油断禁物です。
8月初旬までは5名以下で推移。
この数値はどういうことを意味しているか。
独立行政法人 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センターの忽那 賢志医師は以下のイラストで表しています。
第1波では重症者(水面の上の部分)を中心に検査していましたが、
第2波では、水面下にいる無症状の濃厚接触者、軽症者が多くなってきています。
この水面下(市中感染)がどこまで広がっているかは、いまの検査体制では、専門家すら、把握も仮説も立てられていないのが現状のようです。
今、私たちに出来ることは、「自分も相手も感染しているつもりで行動する」ことしかできません。
それでも家族や、大切な人との濃厚接触は防ぎようがありませんので、現在は家庭内感染が増えている状況です。
スタジオとしましては、「ご来店いただく方に陽性の方がいらっしゃるかもしれない」ことを常に念頭に置いて、消毒の徹底と、会話時のマスク着用促進、ヨガ時の座席位置の記録、定員減など、できうる対策を講じ、また皆様のご協力のうえで、営業継続しております。(マスクは運動時は外していただいております)
今後、万が一、陽性者がスタジオを利用したと保健所から連絡が来れば、速やかに、濃厚接触となる方にご連絡を差し上げ、保健所の指導に従って行動する所存です。
今後も、スタジオでの2次感染を防ぐことを最重要課題として運用してまいります。
皆様におきましても、日常生活から、感染しない、させないという観点から、手洗い・マスク着用(マスクは頻繁に取り換えましょう)と、こまめな水分補給で、熱中症にも注意をしていただけたら幸いです。
コロナ禍ではありますが、今後ともどうぞよろしくお願いします。
八神久美子
※数値については、NHK「特設サイト 新型コロナウイルス」HPより
※氷山のイラストは国際感染症センターの忽那 賢志医師の作成したものを掲載しました
(ご参考)愛知県での感染率は10万人あたり14.65名(沖縄27.9名・東京17.3名)
※8月5日時点直近1週間(NHK調べ)